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● ホーリーの「3時のケーキ」コーナーの目次

 

-反省を何度も口にしているのに、謝罪がないと他国から言われる政治家の謎 -
(2007/08/21)

 

「過去の歴史を直視しない者には未来を語る権利はない」とよく言われます。これは国家レベルだけでなく、個人の生き方レベルでもよく当てはまる重要なポイントです。同様な逸話に松下電器の熱海会談があります。

昭和39年松下幸之助氏は、全国の販売代理店を招いた会議で「このような事態を招いた原因の半分は、日本経済と業界の混乱にあるが、われわれが好況に慣れて安易感をもったことにも原因がある。販売会社の松下依存を責める前に、まず松下電器自身が改めるべき点は改め、その上で販売会社にも求める点があれば率直に改善を求めて、危機を打開していくしか方法はない。売上の減少などはこの際、問題でない」と反省の念を表明した。

今年の戦没者追悼式での安倍首相の式辞-戦没者の犠牲に触れる一方、「我が国は、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた。国民を代表して、深い反省とともに、犠牲となった方々に謹んで哀悼の意を表す」と表明。そのうえで、「不戦の誓いを堅持し、国際社会の先頭に立ち、世界の恒久平和の確立に積極的に貢献していくことを誓う」と述べています。

毎年版で押したような官僚作文が披瀝されますが、そこには「何故」という一番要の部分が欠落しています。「アジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた」から反省するのではなく、何故そのよう事をしたのかを説明して、二度としないことを反省しなければ、相手国は納得いくものではありません。

何故日本は他国から侵攻されるまえに自ら戦争を起こしたのか、これが説明されない限りは同じ過ちを起こすと考えるほうが、より現実的な対応だと考えるでしょう。これには、過去を直視して現在の日本の直すべき点を詳らかにする事が最も必要です。それを避けて来たことが、原爆投下に対しても抗議をすることすらできない迷路にさ迷っている大きな原因だと思います。

 

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