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丁度、このコラムを書き出した折に、松岡大臣の自殺報道がありました。日本では年間3万人もの人が自殺をしています。その3万分の一といえばそうですが、簡単に算数のように割り切れるものでもありません。戦後の閣僚で、はじめての自殺ということで何か特別視しているコメントもありますがそんな事はどうでもいいことです。
関係者のコメントは、「死者に鞭打たない」とか「参議院選挙への影響は計り知れない」とか「ご冥福をお祈りします」とか、さまざまです。中には「なぜ自殺したのか?生前にその理由を聞きたかった」などと○○大臣が発言していました。あまりに世俗的な反応は、今に始まったことではありませんが、政治家の内面の貧困さをいやというほど見せ付けられた形となりました。
政治家は国家国民のために身を粉にして働くべきである、常に国家的見地から国民をリードすべきである、などと論議され、質問された政治家もそのように心がけていますと、答えます。行政を担当する公務員ですら、その資質を問う公務員試験があり(それが適正を判断する材料とはなりえていないとは思いますが)、ましてや国の進路や倫理をつかさどる政治家には、そのような適正判断の材料がないというのは、一種奇異に思えます。
民主主義の原則として、選挙があるではないかと反論される方もおられると思いますが、そのシステムが必ずしも正常に働いていないのであれば、原則論にこだわることなく、改めるべきは改めたらいいと思います。理想は、選挙であることは間違いありませんが、現状の姿に照らして、そのビジョンを達成する過程として、政治家の資質を選挙のまえに問う必要があるのではないでしょうか?
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