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1993年9月、生まれて間もないシーズー犬が我が家に来たのは、まだ残暑が残る暑い日でした。
その頃はかなり貧乏で犬を飼う余裕など全くなかったのですが、見るだけにしようと子供と
ペットハウスに入ったのが、ホーリーとの最初の出会いでした。雌と雄のシーズー犬が2匹
ガラスケースでうごめいていました。7月29日に生まれたばかりということでした。
聞くと雌のほうが8万円で雄のほうが5万円とのこと。その違いを聞くと、雄のほうは
生まれつき片目がブルーのため、値段を下げないと売れないだろうとの話でした。
この話を聞いたことが、雄のシーズーのほうを飼うきっかけとなりました。
まだ、目が見えない状態で家に来たときは、手のひらにのる大きさで、しきりに親を
探している様子でした。最初からのしつけが大事とペットハウスの人に言われていて
早速ゲージを買って来て、人間が寝る部屋とは違う部屋に置きましたが、やはり
「クークー」ないて、夜になると更に激しくなくので、仕方なく、ゲージの横に布団を敷いて
ゲージの隙間から指を入れて、それをなめさせて寝かせていました。
こんな状態が1ケ月も続いたでしょうか、可哀想ということで、一緒の布団で寝かせることに
なりました。まだ、オシッコなどのしつけが出来ていない段階でしたので、家の中は
オシッコや糞のにおいが畳にこびりついて、一種異様な有様でした。
ホーリーという名前は、顔の表情が、その時分テレビで放送されていた「おばけのホーリー」に
似ているところから命名されたものです。子供の名前と呼んだときの末尾が似ているために
ホーリーと呼ぶと子供が振り返ったり、子供の名前を呼ぶとホーリーが、尻尾を振って
来たりしていました。これは、しばらく数年間は続きました。
あるデータによると、シーズーの平均寿命は13年だそうで、殆どは老衰ではなく、心臓病での
死亡ということです。シーズーという犬種は、生まれつき心臓の弁が年をとるにつれ機能が
悪化して、同じような症状があらわれるようです。薬で治せるものではなく、悪化が何とか
抑えられればおんのじということです。
ホーリーも8歳か9歳のとき、ペットクリニックで心臓の弁に異常が認められ、そのときは
服薬まではいきませんでしたが、いずれ薬を飲まないと心臓がもたないだろうと言われました。
もともと生まれつき骨太の体格で、いかにも内臓が強そうなイメージでしたので、この時は
さほど気にすることもなく、またそれなりの深い知識もない段階でした。
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